お知らせ
2017年05月21日(日) 20:02
日本遺産になりました
この春、新潟市を含む11市町が共同で申請した
「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」
が「日本遺産」に認定されました。
ストーリーの構成文化財のひとつとして、
当社の「金刀比羅神社 難船彫刻絵馬」(新潟市有形民俗文化財)が選ばれました。
絵馬は社殿内に掲げてありますが、お賽銭箱のところ(外)からも
自由にご覧いただけます。(日中の拝殿開扉時)
写真も撮っていただいて結構です。
「金刀比羅神社 難船彫刻絵馬」
嵐の中、金比羅大権現様の御出現により、救助される瞬間を表しています
天空を拝む船員たち
神に捧げるため、髷(まげ)が切られています
船名「白山丸」の文字が額に見えます
嵐の中、船のバランスを保つため、帆柱が切られています(左側・人物の背中側)
立っている人たちは、舵をとろうとしています
右側の護摩札には「金刀比羅大権現」と墨書きされています
この護摩札は現在、神殿内に御神体と共に納められています
金比羅大権現様の御姿
「白髪老翁(はくはつろうおう)」の御姿であったと記されています
御額から光が放たれ、船にその光がそそがれています
由緒が絵巻風にあしらわれて彫られています
左側の名前は、奉納者名
「中講義(明治時代の神官名) 鈴木高義(初代宮司)」
彫刻師名 3名の名前で、その中の1人 「長谷川雲越」は石川雲蝶の弟子です