神様に奉納する舞「御神楽(おかぐら)」の舞台です。
このような建物は、舞殿と書いて「まいどの」と言ったり、あるいは神楽殿(かぐらでん)とも称しますが、古くから当社では「まいでん」と呼んでいます。
昭和二年三月付の「舞楽殿 楽舎 新築支払綴」が残っていますので、昭和2年頃の建築と思われます。
春と秋の大祭の際、御神楽が舞われます。
垂木が放射線状になっている「扇垂木(おうぎだるき)」と呼ばれる手間のかかる様式に特徴が見られます。
令和4年に屋根とまわりの欄干部分などの改修工事を行いました。